年間100日海外出張する風見こうじのブログ

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不倫は幸せへの近道?それとも破滅への道? マレーシア体験記!

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最近回線切れが多くて、更新が滞ってしまいました。

こんにちわ。陸の孤島(サウジ)在住の風見こうじです。

 

さて日本では、またまた不倫の話題で盛り上がっている様ですね。 今度はあの小泉今日子さんと豊原さんですか! 小泉今日子さんは言わずと知れた方ですが、豊原さんも個人的には十台の時に見ていたドラマで良い演技する脇役の人だな~と印象深かった方です。(顔も濃いしね!笑)

 

ということで今回は結婚や不倫を題材に書いてみたいと思います。

 

不倫は犯罪ではないが不法行為になる

 

日本の民法上、夫婦には平穏で円満な家庭生活を送る権利があります。自身の配偶者が不倫した事により、精神的苦痛を受け平穏な生活を過ごせなくなった場合、これは不法行為となり、配偶者はその損害を賠償する責任があるのです。(いわゆる慰謝料請求ってやつですね。)

 

上述の通り、日本では不法行為となるため、不倫は「悪」であると言って良いでしょう。では、少し視点を変えて考えてみましょう。

 

中東(アラブ諸国)での結婚の価値観

 

中東(アラブ諸国)などのイスラム圏では不倫は犯罪として扱われ、イランなどでは鞭打ちや石打ち等が行われるようです。 一方でイスラム教には、人は誘惑に弱いといった内容が記されている事から、その措置として一夫多妻制があるのだと思っています。

ちなみに、夫が複数の妻を得る権利を取得するには、ある程度の財力が必要とされています。また、複数の妻それぞれに同一の愛を与える必要があります。

一方、日本の法律では、一夫一妻制を導入しており、多妻制は認められていません。

 

日本では、なぜ一夫一妻制?

 

調べたところ、日本で一夫一妻制が導入されたのはキリスト教の影響を受けた明治憲法からの様です。 それまでは正式には認可されていないものの、妾(めかけ)といって事実上の重複婚が認知されていました。

 

 

 

不倫は幸せへの道?それとも破滅への道?

 

マレーシアに1年半住んでいた時に、一人の女性(当時19歳)と出会いました。

彼女は私が良く食べに行っていた中華料理屋でウェイターとして働いており、ある日突然たどたどしい英語で「お仕事ありませんか?」と聞かれたのがきっかけで仲良くなりました。 

 

話しを聞いてみると、1時間1リンギット(30円位)で働いており、これでは生きていけないとのこと。(たしかにあのエリアで1番安いヌードルでも3リンギットだったので一日最低でも20リンギット位は稼がないと生きていけないだろう。)

 

そこで、何も助けてあげないのも不憫に思い、ダメ元で仕事を紹介してみましたが、英語の能力が低いとの判定で、結果は予想の通りでした。

結果を伝えると、非常に残念がっていた。 私としても、ここで見放すのも何だかな~と思い、毎日夕食を終えた後に、英語を教える事にした。

 

最初は、日常的な会話がどの程度出来るかを確認し、分かったのは、彼女は簡単な英語であれば喋れるという事。 一方、単語量が極端に少なかったので、まずは単語を勉強してもらう事にしたが、単語帳が無いと言う。 仕方がない、買おう。

 

週末、モールに入っている本屋に二人で出かけ、マレー語と英語が書かれた単語帳をプレゼントした。 彼女はそれを熱心に勉強し、毎日私との会話で練習することで、1ヶ月した頃には大部分をマスターしてしまった。(どうやら日中もお客が居ない時に勉強していたみたい。)

 

その後は1週間に2~3度の頻度で英会話レッスンと称して、スーパーに買い物に行ったり、レストランで食事をしたり、BARに行ったりもした。 

 

そして、ある時、彼女の夢がモデルになりたいという事だと知った。

 

貧困の為、出会った当時は、みすぼらしい恰好をして化粧もろくにしていなかったが、目鼻立ちがクッキリしていて、可愛らしい容姿をしていた。 私と出会ってからは、食品を私が購入した際に、余りそうな分だけあげていたので、服や化粧に幾らかお金を回せるようになり、街の中でも少し有名になるくらい美人になっていた。 

 

そんな健気に努力を続ける彼女に会う度に、徐々に惹かれていった。 彼女もまた同じような気持ちを抱いていたみたいであったが、大人の関係になることは無かった。 なぜなら、当時私には日本に彼女がおり、裏切るわけにはいけなかった。 また、もし日本が一夫多妻制を導入していたら、他の選択肢もあったかもしれないが、一夫一妻制をとっている日本で、このままの関係を続ければ、お互いにとって好ましくない結果になる事は明白だった。

 

 

私はこの国を去る事を決めた。

 

 

せめてもの手向けとして帰国前、彼女へ真紅のドレスをプレゼントした。

彼女は泣いていた。

 

 

 ・・・

 

 

最近、一枚の写真が送られてきた。 真紅のドレスを着た笑顔の素敵な女性が写っていた。

胸元にはMiss Malaysiaと書かれた襷が掛かっていた。

 

 

 

 

さて、今回はマレーシアでの体験記から不倫・一夫一妻制及び多妻制を題材として記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか? 初めて1つの記事で2,000字を越えてしまいました。 長すぎですね^^;

(尚、彼女の身バレを防ぐため、本記事内には多少脚色している部分もあります。)

 

良かったら、気軽にコメントをお願いします。

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