ダイの大冒険好きには、ダンまちという選択肢がある!
ダイの大冒険の主人公はポップ一択です。異論は認めない。
こんにちは。サウジアラビア在住の風見こうじです。
みなさんダイの大冒険読んだことありますか?
私がダイの大冒険を読み始めたのは、おそらく小学校低学年の時だったと思います。
ダイの大冒険とは?
読んだことが無い人もいると思いますので、簡単に説明すると、
週刊少年ジャンプにて1989年~1996年まで連載されていたドラゴンクエストをメインテーマとした漫画です。
あらすじ
かつて世界と人間は、強力な魔族である魔王ハドラー率いる魔王軍によって征服されようとしていた。しかし、勇者とその仲間たちによってハドラーは倒され、モンスターも魔王の支配から解き放たれ、世界に平和が訪れた。
それから十数年後。モンスターが平和に暮らす怪物の島「デルムリン島」で、勇者に憧れる、唯一モンスターでない少年ダイが、心優しい鬼面道士のブラスに育てられながら、ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんを始めとする友達のモンスターたちと共に暮らしていた。
ある日ゴメちゃんを除いた島のモンスターたちが凶暴化してしまい、ブラスから魔王の復活を聞かされる。狼狽するダイだったが、そこに勇者の家庭教師を名乗る謎の人物アバンとその弟子の魔法使いポップが現れ、島を結界で覆いモンスターたちを魔王の支配から救うと共に、ダイを弟子にして、秘められた力を開花させていく。
しかし、そこに復活したハドラーが現れ、アバンがかつて魔王を倒した勇者であること、自身がハドラーを超える力を持つ大魔王バーンの力で蘇り、再び地上を制圧するために新たな魔王軍が編成されたことを語り、アバンとその弟子たちを殺そうとする。
アバンは弟子を護るために自己犠牲呪文(メガンテ)を使うが、ハドラーは辛うじて生き残る。絶体絶命の窮地の前に、ダイの額に奇妙な紋様が浮かぶと、謎の力が解放されてハドラーを撃退した。その後、アバンの遺志を継いだダイは、ポップと共に大魔王を倒すことを決意し、デルムリン島から旅立っていく。
読み始めた時はまだ小学生だったので、純粋に強い勇者と(ヘタレだけど)頭のキレる魔法使いの冒険譚が妙に心に響いて、単行本を揃える程ドハマりしていました。
ダイの大冒険の魅力:キャラが濃い!!
特にこの漫画で重要なポイントは、キャラ一人一人が個性的でそれぞれにストーリーがあるという点です。おそらくあの当時、ここまでキャラ一人一人の成長を個性的に描いた漫画は他に無かったのではないかと思います。特にポップは最初、超ヘタレで臆病なスケベの駆け出し魔法使いでした。
しかし、クロコダイン・ヒュンケル・フレイザードなど様々な好敵手と戦い、師匠と出会い、ある女性との別れによって、最終的にチームに無くてはならない存在へと成長して行くのです。
そんな、ダイの大冒険をリスペクトした(←個人的感想です) ライトノベルが、
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(通称:ダンまち)
(画像はダンまち11巻 目次より抜粋)
私、社会人になるまで、ライトノベルという物を全く読んだことがありませんでした。(というか、オタクが読む物という勝手な印象で、読まず嫌いしていました。)
しかし、海外生活が長くなり、段々と手持ちの娯楽が少なくなった時に、ふと突然興味が湧いてこの本を読み始めました。
読み始めると、ダイの大冒険を読んでいた時の様な、ドキドキする展開の連続で、完全にドストライクでした。
そして、これを皮切りに他のライトノベルも読み漁るように。笑
ダンまちの魅力
広大な地下迷宮、通称「ダンジョン」を中心に栄える迷宮都市オラリオ。英雄譚にあるような「異性との運命の出会い」に憧れ、女神ヘスティアのファミリアに入団し、駆け出しの冒険者となった少年ベル・クラネル(Lv.1)は、不運なことに中層級(Lv.2)の強さを持つ「ミノタウロス」に襲われる。なすすべもなく追いつめられたベルは、間一髪のところで【ロキ・ファミリア】所属のトップクラスの女性冒険者アイズ・ヴァレンシュタイン(Lv.5)に助けられる。あまりの衝撃的な出会いにより、彼女に一目惚れしてしまったベルは、彼女に追いつきたいという憧憬(しょうけい)から、レアスキルを発動する。このスキルの効果により、ベルは異常な速度で成長をする一方、彼や彼を取り巻く人達に様々な困難が待ち受ける。しかし、徐々に増えてゆく仲間たちのサポートもあり、何とか一つずつ困難を乗り越え、成長する。そしてダンジョンの最深層で待ち受ける物とは一体!?といった感じの冒険譚です。
(ネタバレを防ぐ為に、かなりザックリとしか書いていません。)
このダンまちの主人公ベルが、勇者ダイと良く重なるんです。
そして仲間の一人が、ポップと良く重なるんです!
それもそのはず、12巻にてベルがモンスターとの激闘の中で、ある技を編み出します。その技は「あとがき」で原作者である大森藤ノさんが、ダイの大冒険の「ある技」からインスピレーションを得たという事を仄めかす一文があることや、4巻のあとがきでも鍛冶師のインスピレーションについてダイの大冒険をリスペクトした内容になっていることからも分かる通り、原作者は私と同じダイの大冒険リスペクト派に違いない!
そしてつまり、ポップ派(に違いない!笑)
そんな原作者、大森藤ノさんが書く、ダンまちが面白くないわけがない!
という事で少しでも興味が湧いた方はダンまち読んでみてください。
現在、ダンまちのライトノベルも発行部数900万部を突破し、漫画化・アニメ化もされています。
(個人的には、ライトノベル(小説)があまり得意でない方にはアニメから入るのがオススメです。漫画は絵のクセが強くて、私はあまり好きではありませんでした。 また、ダンまちには幾つかスピンオフ【外伝】があるので、まずはオリジナルストーリーである、ベルが主人公の物を読み進めるのがオススメです。気になったら【外伝】もどうぞ。)
そうそう、忘れるところでした。
今週のお題「バレンタインデー」でしたね。
ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
最新13巻、2月14日発売です!(楽天だと15日になってるな。まぁいいか)
この13巻で【疾風】リュー・リオンがどうなってしまうのか!?
すごい気になって夜も寝られません!!
チョコいらないから、誰かサウジアラビアにダンまち送って~~~!(切実)
風見こうじ